トイカメラ | 日曜アート工房

もともと、写真を撮るのが好きでした。
でも、卒業してすぐ写真の仕事をした後、なんとなく写真から遠ざかってしまっていて。
そんな時、写真の楽しさを思い出させてくれたのが、「LOMO LC-A」っていうロシア製のトイカメラ。面白いカメラでね、夜でもフラッシュなしで撮れるの。別に特別な仕組みが入ってるってワケでもないのですが、夜景を撮ろうとしてシャッター切ると、十分な光が集まるまでずーっとシャッター開きっぱなしっていう。

レンズがやたら丸っこくって、でもって本体の設計のせいで画像の周りがちょっと暗く写るのも味があって、すごく楽しいカメラです。このカメラのユーザーが集まるコミュニティとかあったりして、ワークショップに参加したりなど、そういうつながりができるのも魅力のひとつ。

で、LC-Aのあと、CyberSamplerとか、SuperSampler、Fisheye2、Pop9とかちょいちょいトイカメラで写真を撮るようになって、それをせっせとFotologっていう写真投稿サイトにアップして、写真を通じて世界中の人と交流したりなど。スペインの学生さんとコラボしたり、イギリス＆ロンドンの出版社から出た写真集に載せてもらったり。

改めて思うのは、写真って撮るのも楽しいけど、撮った写真を通じていろいろコミュニケーションがとれるってのが魅力なんだろうなぁ、と。写真に限らず、アート全般にも言えることですが。

今でも、スマホのカメラで気楽に日常を写真に収めるの、好きですよ。むしろ、スマホで一番使う機能がカメラ＆ギャラリーだしね。